玄関口となる石垣島をはじめ、西表島、与那国島、波照間島、小浜島、竹富島など、12の有人島と11の無人島を合わせた23の島々のことを指します。亜熱帯海洋性気候に属し、周囲を流れる黒潮の影響も受けている為、1年を通して温暖。各島それぞれがもつ魅力をご紹介。

八重山諸島とは

玄関口となる石垣島をはじめ、西表島、与那国島、波照間島、小浜島、竹富島など、12の有人島と11の無人島を合わせた23の島々のことを指します。石垣島、西表島には標高500mほどの山がありますが、その他の島々はサンゴ礁が隆起してできた為、比較的平坦な島が多いのも特徴です。熱帯の植物も多く、河口部ではマングローブ林が発達しています。

八重山諸島の天気、ベストシーズン

亜熱帯海洋性気候に属し、周囲を流れる黒潮の影響も受けている為、1年を通して温暖です。陸側の自然を楽しむのは、気温が上がりすぎない春、秋がおすすめです。マリンアクティビティを楽しみたい方は、3月下旬から海開きをしているところが多いですが、太陽の光を浴びて最も海が輝く夏がおすすめです。7月~9月にかけては台風にもご注意下さい。

八重山諸島への行き方、アクセス

琉球エアコミューター(那覇空港)
琉球エアコミューター
石垣島港から西表島へのフェリー(八重山観光と安栄観光フェリー)
石垣島港のフェリー乗り場

本土から船でのアクセスはありません。八重山諸島の主島である石垣島に飛行機で渡り、各離島へ乗り継ぎもしくは、船便で移動していくことになります。主要な島々へのアクセスは以下の通りです。

竹富島】
■石垣離島ターミナル⇔竹富港 高速船約15分
【小浜島】
■石垣離島ターミナル⇔小浜港 高速船約30分
【西表島】
■石垣離島ターミナル⇔西表島上原港 高速船約40分
■石垣離島ターミナル⇔西表島大原港 高速船約35分
【波照間島】
■石垣離島ターミナル⇔波照間港 高速船約1時間30分
【与那国島】
■那覇空港⇔与那国空港 約1時間15分
■石垣空港⇔与那国空港 約30分
■石垣離島ターミナル⇔与那国港 フェリー約4時間30分

八重山諸島の主要な島の見どころ、お勧め観光スポット

石垣島

石垣島の川平湾
川平湾
八重山歴史博物館(石垣島)
八重山歴史博物館

島の北西部に位置し、“カビラブルー”と呼ばれる美しいエメラルドグリーンの海が広がる川平湾。グラスボートに乗船しサンゴやそこに住む生き物たちを観察しましょう。また、石垣市立八重山博物館で八重山諸島の歴史や文化を学ぶのも良いかもしれません。石垣グルメの石垣牛もお忘れなく。

詳しくは、石垣島特集をご覧ください。

西表島

浦内川のマングローブクルーズ
浦内川のマングローブクルーズ
西表島のサガリバナ(イメージ)
西表島のサガリバナ(イメージ)

沖縄県で最大級の河川、浦内川。川に沿ってマングローブが生育しており、西表島らしい大自然が楽しめます。またクルーズ船で川を上っていくと日本の滝100選にも選ばれているマリユドゥ・カンピレーの滝もご覧いただけます。季節限定にはなりますが、固有種のヤエヤマボタルやサガリバナの鑑賞もお勧めです。

詳しくは西表島特集をご覧ください。

竹富島

水牛車(竹富島)
水牛車で集落見学

白壁に赤瓦の屋根のお家が並び、沖縄の原風景が残る島。水牛車に乗って集落を見てまわったり、ご自身の足で散策すると、ゆったりと流れる島の雰囲気を感じていただけるのではないでしょうか。真っ白な砂浜とコバルトブルーのコントラストが美しいコンドイ浜や星の砂で有名なカイジ浜などビーチでゆったり過ごすのも良いかもしれません。
※カイジ浜は潮の流れが速く、遊泳することはできません。

小浜島

西大岳展望台(小浜島)

八重山のへそとも呼ばれ、与那国島を除く8つの島々が見渡せる小浜島。西大岳(にしうふだき)の展望台からは360°のパノラマが広がります。また、サトウキビの生産でも有名で、畑の間にまっすぐ通る道は、『シュガーロード』と呼ばれています。アップダウンがほとんどない島なので、自転車を借りて散策するのもお勧めです。

波照間島

波照間島、日本最南端の碑
日本最南端の碑
ニシの浜(波照間島)
ニシの浜

波照間島といえば、日本最南端の地として有名です。最南端の碑はもちろん、見逃せません。また、八重山諸島の中でも屈指の美しさを誇る海は“ハテルマブルー”とも呼ばれます。時間のある方に是非お勧めしたいのが、星空の観察。沖縄や八重山諸島は、南十字星(サザンクロス)が観望できることで有名ですが、波照間島は緯度も低く、民家や街灯が少ないこともあり観察には抜群のスポットです。
※南十字星が観測できるのは、12月中旬から6月中旬までですが、4月下旬から6月中旬ごろまでが観測しやすくお勧めです。

与那国島

日本最西端の展望台(与那国島)
日本最西端の展望台
Dr. コトーの診療所ロケ地(与那国島)
Dr. コトーの診療所ロケ地

日本最西端の島。日本の領土の中で、東京から最も離れた島であり、すぐ近くの台湾に近い島としても有名です。晴れた日には、台湾の山々を望むことも可能です。最西端の岬、西崎(いりさき)では、日本で一番最後に沈む夕日を眺めることもできます。また、ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地でもあり、撮影セットが残る建物内部の見学も有料となりますが可能です。もちろん、独特な自然の宝庫であり、世界最大の蛾『ヨナグニサン』は天然記念物に指定されています。

特集記事「日本最西端、与那国島を日帰りで訪れる、おすすめ観光6選(沖縄県)」はこちら

【オンラインLIVE説明会】-日本最果ての島々へ-八重山諸島への道標(みちしるべ)

日本の最南西端に佇む八重山諸島。リゾートとして不動の人気を誇る石垣島の向こうには、2021年に世界遺産に登録された西表島、最西端の与那国島、最南端の波照間島、水牛車が活躍する竹富島、由布島等魅力多い島々が点在しています。八重山諸島とは?八重山の島々の個々の魅力やアクセスのしかたは?気候は?沖縄本島とも異なる文化・伝統?八重山ビジターズビューローの講師が八重山諸島の概要や魅力についてたっぷりとご紹介します。また、弊社添乗員より、滞在型やアイランドホッピングで巡る八重山諸島ツアーのポイント、食事や宿泊等を含めてご案内致します。
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03-3265-1691

営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)

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