八重山諸島への玄関口石垣島。見どころやお店も多く都会的な洗練された雰囲気と素朴で豊かな亜熱帯の島の大自然を満喫する旅へ。
石垣島とは
石垣島は八重山諸島の経済、行政、観光の中心で周囲の島々の玄関口です。沖縄県内では、沖縄本島、西表島に次いで3番目の大きさで、面積は228.9㎢、東京からは2,000km、ソウルまでは1,400km,那覇までは410kmに対して台湾までは270kmしか離れていません。八重山諸島の主島である石垣島と西表島の周りは穏やかなサンゴ礁の海が広がり、竹富島、小浜島、黒島など点在し、サンゴ礁の海の外側には日本最南端の有人島である波照間島、最西端の与那国島、鳩間島などが波間に浮かびます。
石垣島の天気、ベストシーズン
年間を通じて比較的温暖な気温です。1月は沖縄で最も寒い季節とはいえ、平均気温は17℃。3月から海開きとなり、5月上旬から6月中旬は一足先に梅雨入り、7月からは沖縄らしい夏が到来し9月まで続きます。春と秋は気温が上がり過ぎることもなく、観光には最適です。7月~9月にかけては台風にご注意ください。
石垣島への行き方、アクセス
東京から飛行機で約3時間、大阪から飛行機で約2時間25分。東京や大阪から直行便も就航していますが、那覇から石垣島に飛行機で渡る方法もあります。
石垣島を訪れたら訪れたい、やりたい7つのこと
川平湾でグラスボートに乗船!
川平湾は島の北西部に位置し、“カビラブルー”と呼ばれる神秘的なエメラルドグリーンの海が広がります。2009年「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で沖縄県初の「三ツ星」に選ばれたばれたことで有名になりました。グラスボートに乗船して水中見学を楽しみましょう。様々なサンゴ(約250種ものサンゴが生息しているそうです)、イソギンチャク、ジャコ貝、スズメダイ、ハエフエフキ、カクレクマノミなどが姿を現してくれます。運が良ければウミガメをみることができるとか。
米原(よねはら)ヤエヤマヤシの群生を仰ぎみる
石垣島で2番目に高い山、標高477mの桴海於茂登岳(ふかいおもとだけ)のふもと一面に、高さ10~20m、樹齢200~250年の自生するヤエヤマヤシの林があります。一属一種の石垣島と西表島のみに自生する固有種で昭和47年に国指定天然記念物に指定されています。年に2回葉を落とす世界でもここでしか見ることの出来ないまっすぐにの伸びる米原ヤシは「世界でもっとも美しいヤシ」と称されています。
石垣島最北端!平久保崎灯台へ
気象観測器が設置されていて気象情報の提供も兼ねている灯台です。灯台のある場所からの眺めはまさに絶景!サンゴ礁に囲まれたて様々な表情を見せてくれる海の色は忘れられない美しさです。
石垣市立八重山博物館で伝統文化に触れる
「考古・歴史」「美術・工芸」「民族」をテーマに八重山諸島の文化を分かりやすく展示されている博物館です。歴史は古く開館は昭和47年。14,000点以上の収蔵品が展示されています。中でも見どころは、古くは琉球王朝時代に貢布としても利用されてきた八重山の着物(やえやまじょうふ)です。沖縄県八重山郡周辺で作られている織物で、苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られてきました。ハーリー船(伝統的な漁船)、焼き物、葬祭用の装飾品、農具等実際に使用されいたものが展示されています。
探検!石垣島鍾乳洞へ
20万年もの歳月をかけて創り上げられた石垣島鍾乳洞は全長3.2km、そのうちで見学できるコースは約660mです。遥かなる昔、ここには海底が存在し地殻変動などの隆起により長い年月を経て神秘の輝きを見せています。鍾乳石の成長が比較的早く3年で1㎜伸びるのが特徴の鍾乳洞です。
石垣島グルメ、八重山そばや石垣牛を味わう
八重山諸島のソールフードと言えば「八重山そば」。平打ち麺を鰹節とトンコツを合わせたスープに八重山かまぼこと豚肉の細切りが乗っています。沖縄そばと比べると麺は細めでとてもジュージーでぺろりと食べてしまいます。その他、近年美味しいと話題なのが石垣牛。石垣島特産のサトウキビを与てられて育った石垣牛は絶品と近年お取り寄せ品として大人気だそうです。新鮮な山や海の幸を景色とともに味わうのも楽しみの一つです。
石垣島を拠点にアイランドポッピングを楽しむ
石垣島から定期船で15分~1時間ほどで訪れることが出来る島々。のどかな景色と山からの絶景に癒される小浜島(石垣島から船で約30分)、ジャングルが広がる西表島(石垣島から船で40分)、沖縄の原風景の集落が広がる竹富島(石垣島から船で約15分)、日本最南端の有人島である波照間島(石垣島から船で約1時間)など石垣島を拠点に訪れてみてはいかがでしょうか?
営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)