太陽と地中海とレモンと・・・。南イタリアは古代より現代に至るまで数多くの旅人を魅了し続けて参りました。港町ナポリ、風光明媚なアマルフィ、カプリ、そして内陸のマテーラやアルベロベッロまで旅情あふれる南イタリアの魅力をたっぷりとご紹介します。
南イタリアとは
南イタリアの位置
本ページでは、純粋なイタリア半島南部をご紹介しております。シチリア島につきましては、「シチリア旅行・ツアー・観光特集」をご覧下さい。
南イタリアの気候、ベストシーズン
穏やかな地中海性気候に恵まれ、冬でも比較的温暖であり、夏も日差しは強いものの、同時期の日本と比べて湿度はそれ程上がりませんので適度に日陰を利用しながら街歩きすると、過ごしやすいです。
ナポリ~南イタリア最大の都市に息づく文化と自然
ナポリの街並み
ナポリのサンタキアラ教会
古代ギリシャ人達が築いた植民都市"ネアポリス"に起源を持つナポリ。ナポリ湾に広がる港町は今日に至るまで南イタリアの中心です。歴史地区のスパッカ・ナポリやサンタキアラ教会、古代ローマ帝国の展示品は世界有数を誇る考古学博物館等が観光のモデルコースです。
カプリ島
カプリ島
カプリ島の青の洞窟
ナポリ湾の沖合に浮かぶカプリ島。古代ローマの時代より皇帝たちに愛され、特に大都会ローマに愛想を尽かした二代目皇帝ティベリウスは、風光明媚なこの島に邸宅を作り、カプリ島から広大な帝国を動かしていた程です。今日でも世界中の人々を魅了し続けるこの島は南イタリア旅行では絶対外せないポイントです。ナポリから高速艇で1時間弱、岩山が聳えるカプリ島が目に飛び込んで来ます。島の中心部には建物が建ち並び、リゾートらしい賑わいをみせます。そしてボートに乗っていよいよ「青の洞窟」へ。内部の様子は下記動画でお楽しみ下さい!
ポンペイ遺跡
ポンペイ遺跡
ポンペイの赤い秘儀荘の壁画
南イタリア有数の商業都市として繁栄を謳歌していたナポリ近郊のポンペイ。街には多くの建造物が並び、主要街道上の街として多くの商人が出入り、鮮やかな壁画に彩られた富裕層の邸宅も街のあちこちに点在していた。紀元79年の夏、背後に聳えるベスビオ火山の大噴火でそんなポンペイを一日にして飲み込み、約1700年の間に存在すら忘れ去られていたが、18世紀の発掘によって噴火当日のままの姿で地中に眠っていたポンペイが再び日の目を見る事が出来、その都市遺構と「ポンペイの赤」と称される美しい秘儀荘の壁画を目の当たりにする事が出来ます。
メディア記事「ヴェスヴィオの噴火で一夜にして消えた古代都市ポンペイ遺跡(イタリア)」もご覧ください。
アマルフィとアマルフィ海岸
アマルフィ
アマルフィ海岸
ナポリ湾南部に伸びるソレント半島。その南側に広がるのが南イタリア観光では外せないアマルフィ海岸です。中心のアマルフィは9世紀に海運都市国家の先駆けとして地中海貿易で栄え、壮大な大聖堂や街の基礎が築かれました。その後ピサ、ジェノヴァ等北側の都市が台頭すると歴史の表舞台から姿を消しますが、そのおかげで近代化の波に飲まれる事なく、断崖が連なる海岸線の美しい街並みが今日まで残されています。日本では街と同名の映画でも有名になりましたね。
ポジターノ
ポジターノ
アマルフィの西側に位置するポジターノは、一際急峻な崖が建ち並ぶ地に築かれた小さな町。隠れ家的雰囲気を持つことから世界中のセレブ達に愛されるようになり、絵になる街並みはアマルフィ海岸の見逃せない風景の一つです。
とんがり屋根のアルベロベッロ
ブーツに例えられるイタリア半島のかかとの付け根辺りに位置するのが、おとぎの国から飛び出て来たかのようなアルベロベッロの街。独特のとんがり屋根の家"トゥルッリ"の由来は、取り壊しやすい建築(特に屋根)を利用する事によって税査察前に建物を壊し、査察が終わったらすぐ直す事に起源を持つと言われていますが、そんなエピソードもなんとなくメルヘンなこの街の雰囲気にしっくり来ます。でも見た目のかわいらしさだけではなく、当地の暑い夏に涼を、寒い冬にも暖を生む構造にもなっています。
洞窟住居サッシを見たい!マテーラ
マテーラの町並み
南イタリアの中央部に位置するマテーラは、比較的柔らかい石灰岩の谷に位置しており、その岩盤の洞窟を利用した住居が古代より存在していました。中世以降もその利用は続き、さらに洗練され、世にも珍しい洞窟住居サッシが生まれました。現代に入ってからは残念ながら近代的建築への移住が進められていますが、サッシとサッシが並ぶ街並みはユネスコ世界遺産にも登録されており、見逃せません。
南イタリア料理
ピッツァ・マルゲリータ
海鮮のペスカトーレ(イメージ)
温暖な気候に恵まれ、様々な食材が集まる南イタリアは、古代ローマ時代から"グルメ"の土地として広く知られていました。ピッツァ(ピザ)もローマ時代に起源を持ちますが、今では世界的に知られるピッツァの代表格マルゲリータもナポリが故郷です。地方に行けば、マンマ(おふくろ)手作りの伝統的料理が大切に育まれ、素朴な味わいが日本人の口にも合いやすいのでおすすめです。
やっぱり外せないアグリツーリズモ
南イタリアの究極のフレッシュチーズ、ブッラータ
地産地消の旗手として近年人気が高まっているアグリツーリズモ。南イタリアのアグリツーリズモで是非お試し頂きたいのが、”究極のフレッシュチーズ"ブッラータ。モッツァレラの中でも特殊な工法で生産される僅かばかりのチーズは、口の中でとろけるようです。生ハムやパンとの相性も抜群!
*ご旅行金額につきまして*
添乗員付きツアーの旅行代金は全て総額表示です。
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