凍りつく大地に人跡まばらなタイガ(針葉樹)の森、四季折々に色づく白樺の林、世界最深で透明度の高い世界遺産のバイカル湖。私たちが住む社会とは異なる価値観に基づいて生きる人々と触れ合い、手付かずの大自然がシベリアにはあります。長年この地域を取り扱ってきたユーラシア旅行社ならではの極東ロシア・シベリアの旅です。(※コースによってシベリア鉄道の乗車区間や訪問箇所が異なります。)

ロシアとは

ロシア基本情報

【正式名称】ロシア連邦
【面積】1,710万平方キロメートル(日本の45倍,米国の約2倍)
【人口】1億4,680万人(2017年)
【首都】モスクワ(Moscow)
【民族】スラヴ人82.7%、テュルク系8.7%、コーカサス系3.7%、ウラル系1.6%、その他3.3%
【言語】ロシア語
【宗教】ロシア正教,イスラム教,仏教,ユダヤ教等
【時差】モスクワ:日本よりマイナス6時間
    エカテリンブルク:日本よりマイナス4時間
    クラスノヤルツク:日本よりマイナス2時間
    イルクーツク:日本よりマイナス1時間
    ヤクーツク:日本と同時間
    ウラジオストク:日本よりプラス1時間
    カムチャツカ:日本よりプラス3時間
    ※サマータイムは実施していません。

鉄道と歴史を歩んできた極東ロシア、シベリアの町と自然

食堂車での食事/ロシア号
食堂車での食事(イメージ)
マリインスク駅の売り子
途中停車駅ホームにて

ウラジオストク~モスクワまで全線9,259kmにもなるシベリア鉄道。その区間には歴史と見どころが点在しています。始発から終点まで乗り続ける旅ではなく、途中下車の旅もお楽しみください。鉄道に乗っている間は、車窓から見える壮大な自然を眺め、所々に残る蒸気機関車時代の給水塔を見つけたり、キロポスト(1㎞ごとにモスクワまでの距離が書かれています)の距離を確認したり、近くのコンパートメントにいる地元ロシア、他国の旅人と交流したり、お昼寝をしたり…思い思いの時間を過ごしていただきます。お食事はシベリア鉄道の食堂車でお召し上がりいただきます。そのほか途中停車する駅のホームにて地元の人が売りに来る手作りのお菓子、果物などを見たり、購入するという楽しみもあります。

日本から最も近いヨーロッパ、極東ロシアの美しき街々

エピファニー大聖堂/イルクーツク
エピファニー大聖堂/イルクーツク
ウスペンスキー教会/ハバロフスク
ウスペンスキー教会/ハバロフスク

日本との関わりも深く江戸時代に大黒屋光太夫らが立ち寄ったこともあり、整った街路樹、市民憩いのキーロフ広場があり“シベリアのパリ”と呼ばれるイルク-ツク、坂が多く絵になる極東ロシアの経済と文化の中心地ハバロスフク、“シベリアの首都”とも呼ばれるノボシビルスクなど極東ロシア・シベリアを代表する都市もじっくりと観光します。また、沿海地方の中心都市ウラジオストクでは港湾都市を感じさせる港や町から望む金閣湾、町の発展ともなった軍事要塞をご覧いただけます。

シベリアの真珠、神秘の湖バイカル湖

バイカル湖(シベリア鉄道車窓より)
バイカル湖
木造建築博物館/バイカル湖近く
木造建築博物館

バイカル湖の面積は約3万5000㎢(琵琶湖の約50倍の大きさ)で、最大水深1637m、世界の淡水の20%を占め、世界最高の透明度を誇ります。現在のバイカル湖の形となったのは、なんと約2500万年前(琵琶湖は約500万年前)!ここにしか生息しない植物や生物も多く、バイカル湖で進化した魚のオームリやバイカルアザラシは有名です。夏の時期は植物は生き生きとし、花と緑が楽しめます。シベリアのハーブは非常に有名で、ハーブティーから化粧品の原材料にも使用されます。バイカル湖の島オリホン島にはブリヤート人の集落もあり、宿泊することもできます。ブリヤート人の伝統的な生活、宗教に触れる体験、18~19世紀の木造建築を集めた木造建築博物館、シベリア鉄道の難工事箇所だったバイカル湖岸鉄道に乗車など、ツアーでご案内するバイカル湖観光も人気のプログラムの一つです。

ユーラシア旅行社の極東ロシア・シベリアツアーのポイント

シベリア鉄道へのこだわり

二等寝台個室(イメージ)
二等寝台個室(イメージ)

走行中過ごす時間が長くなる客室条件も重要な要素です。シベリア鉄道では2等を利用します。2等客車では1コンパートメントに2段ベッドが2つあるため、通常4名で利用することになりますが、ユーラシア旅行社では、1コンパートメントを2名利用としておりますので2段ベッドの上段を利用することはございません。また他の寝台列車ではコンパートメントに持ち込めないことが多いスーツケースもシベリア鉄道でしたらお持込みいただけます(注意:大型も持ち込めますが、部屋が手狭になりますので小型~中型サイズがお勧めです)。
※お一人でご参加の方は、他のご参加者と相部屋となります。

乗車だけではない、途中下車もする旅のこだわり

西シベリア鉄道博物館/ノボシビルスク
西シベリア鉄道博物館/ノボシビルスク

ただ鉄道に乗るだけではなく、途中下車をし宿泊する都市では観光もお楽しみいただきます。途中下車をした街での観光は日程に組み込んでおり、オプショナルツアーはございませんので、安心してご参加下さい。もちろん現地ガイド、添乗員も同行します。またシベリア鉄道ではシャワーの設備がない場合もございますので、途中下車をし、ホテルに宿泊することでシャワーを浴びることができます。また揺れないベッドでの休息によってしっかりとした睡眠をとることができ、長旅でも心身リフレッシュすることができます。

極東ロシアの注目すべき観光地ヤクーツク

マンモスの里ヤクーツクへ

マンモス博物館/ヤクーツク(イメージ)
マンモス博物館/ヤクーツク(イメージ)

サハ共和国の首都ヤクーツク。毛皮の集散地として発展したヤクーツクは、地下300mに達する永久凍土の上に建てられた都市です。厳寒期は-50℃になることも!夏場はご安心下さい、7月では30℃近くまで気温があがります。近郊の永久凍土からはマンモスが発見され、市内のマンモス博物館では氷漬けになったマンモスの肉などを見ることができます。レナ川は世界で10番目に長い川で、ツアーではボートに乗ってレナ川石柱自然公園を観光します。ここでは夏と冬との気温差は100℃にもなり、その気温差がもたらす浸食作用で形成された世界遺産「レナ川の石柱群」にもご案内します。普段体験することができない厳しい自然が生み出した極東ならではの大自然に驚かされることでしょう。
※ヤクーツクを訪れるツアーは、シベリア鉄道の乗車はございません。

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営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)

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