まるで童話の世界に迷い込んだような個性豊かで可愛らしい小さな村や町、風格漂う古城、郊外に広がる美しい自然、モラヴィアに息づく民族の誇りと素朴で暖かな心・・・そのような魅力あふれるチェコへ!
チェコ共和国とは
チェコ基本情報
【正式名称】チェコ共和国
【面積】78,866平方キロメートル(日本の約5分の1)
【人口】1,064万人(2018年12月末現在,チェコ統計局)
【首都】プラハ(Praha)
【民族】チェコ人69%,スロバキア人14%,その他ウクライナ人,ベトナム人等(2011年チェコ統計局)
【言語】チェコ語
【宗教】カトリック10.3%,無信仰34.3%(2011年チェコ統計局)
【時差】日本よりマイナス8時間(サマータイム時マイナス7時間)
チェコに行くなら必ず訪れたい、おすすめ訪問地
世界遺産プラハ歴史地区
モルダウ川のほとりにある古都プラハ。14世紀に神聖ローマ帝国の首都となったことで中欧随一の美しい街並みが築かれました。プラハを訪れる全てのツアーで、歴史地区内の5つ星ホテルにお泊まりいただきます。観光や散策、お買い物などの自由時間にも便利です。
プラハ城
モルダウ川を見下ろす丘の上にそびえるプラハ城は、城というよりも、ひとつの町ともいえる場所です。モラビアだけではなく神聖ローマ帝国の中心で王宮や王政の場であったのと同時に、市民が集う大聖堂が城内にあり、かつては黄金の小路などの職人街が周囲に広がっていました。
聖ヴィート教会(大聖堂)
王城の中にある大聖堂という非常に珍しい教会です。王の庇護の元、大いに発展したこの教会では、有料区域にもご案内します。そこでは、チェコ出身のアールヌォーボーの巨匠ムハ(ミュシャ)らが手がけた壮麗なステンドグラスや、プラハの人々の篤い信仰を集める聖ヤン・ネポムツキーの銀製の祭壇を間近でご覧いただけます。
カレル橋
大河モルダウに架かるカレル橋は、旧市街とプラハ城をつなぐ全長約520mの大きな橋です。両側の欄干には聖ヤン・ネポムツキー像や聖フランシスコの像など30もの聖人像が並びます。モルダウ川越しにプラハ城を眺められるこの橋は絶好の写真スポットでもあり、プラハに来た人が必ず訪れる場所です。
可愛らしい街並みが残るチェスキー・クルムロフ歴史地区
S字に屈曲するモルダウ川沿岸にたたずむ、古都チェスキー・クルムロフは、13世紀に築かれた城を中心とした町。まるでおとぎの国に迷い込んだような中世の町並みがそのまま残っています。ユーラシア旅行社のチェコツアーでは、散策に便利な旧市街のホテルに泊まりますので、朝夕のお散歩もお楽しみ頂けます。1日の中でさまざまに表情を変える古都の雰囲気を心ゆくまでお楽しみください。
洗練された温泉保養地、カルロビ・バリ
19~20世紀にかけてドイツなど周辺諸国の王侯貴族や文豪、音楽家などヨーロッパのセレブリティに愛された温泉保養地のカルロビ・バリ。日本で温泉と言うと入浴のイメージがありますが、ヨーロッパでは温泉水を飲む「飲泉」療法が一般的です。優雅な佇まいの町の中には12の源泉があり、雨や雪でも温泉水を飲みながらおしゃべりや散歩が楽しめるように作られた、美しい回廊(コロナーダ)が見どころです。飲泉用の特別な陶器カップを片手に名物の炭酸せんべいを食べながら、街の散策はいかがでしょうか。
チェコの自然を堪能
緑の絶景、モラヴィアの丘
ゆるやかな丘陵地帯が続くチェコ東部のモラヴィア地方。町から町の間に広がる草原は春には鮮やかな緑に染まり、まるで1枚の絨毯を敷きつめたかのようななめらかな大地が地平線まで続きます。秋になると刈取りが行われ所どころに茶色の線が入るので、丘の起伏が際立って見えます。
リプノのツリートップ
オーストリアが目と鼻の先のチェコの南端の町リプノは、チェコ人憧れのリゾート地。夏はマウンテンバイクやダム湖でのウィンドサーフィン、冬はスキー客で賑わいます。自然に囲まれたリプノでは、周囲を見渡すツリートップの絶景ウォークにご案内します。少しずつ登って行き、周りの木々より高い位置になった時の眼下の風景には、目を見張ることでしょう。
プンクヴァ洞窟
チェコ第2の都市・ブルノから車で1時間ほどの距離に位置するモラヴィア・カルストの地下鍾乳洞。太古の昔に天井が崩落した場所では、地底を歩いているはずなのに突然天が開け、明るい光が差し込みます。チェコの自然の雄大さを感じられる場所です。また、幻想的で冒険気分も味わえる地底湖クルーズもお勧めです。
たくさんあります!チェコの見どころ ~城・教会・村~
フルボカ城
チェスキー・クルムロフから40分ほどのところにある白亜の名城、フルボカ城。公爵夫妻のイギリス旅行の思い出からデザインされた堂々とした英国風の城は、まるでおとぎ話に出てきそうな愛らしさです。かつての領主シュヴァルツェンベルク家が収集した美術品や凝った内装は豪華絢爛で見応えがあります。
モラヴィアの真珠、テルチ
火事で全焼した街を住民が意匠を凝らして蘇らせたテルチの街並みは、今なお丁寧に守られ「モラヴィアの真珠」と褒めたたえられています。色とりどりの家々が整然と立ち並び、愛らしさとユニークさを持ち合わせています。
ゼレナ・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼聖堂
チェコ東部、プラハの南東にあるゼレナ・ホラの巡礼聖堂。ボヘミア王ヴァーツラフ4世の怒りをかって殉教したヤン・ネポムツキーを祀っています。彼を象徴とする数字の5や星形などが随所に施された緻密な設計になっています。
クトナ・ホラの墓地教会
13世紀、銀の採掘で栄えた町、クトナ・ホラ。セドレツの聖母マリア大聖堂のほか、墓地教会と呼ばれる納骨礼拝堂へご案内します。僧侶の人骨で飾られたモニュメントは、人間の生のはかなさを象徴しています。
オロモウツの聖三位一体柱
モラヴィア地方、オロモウツ。世界遺産に指定されているのは、ここにある高さ35mの記念碑です。「オロモウツ・バロック」と呼ばれる独特のスタイルで、18世紀の初めに建立されました。中欧では特徴的な記念碑として他に類を見ません。
ホラショヴィツェの農村バロック
独特な建築が立ち並ぶホラショヴィツェ村はとっても小さな村ですが、19世紀の豪華絢爛なバロック建築の流行が、慎ましながら農民の生活にも浸透していたことがわかるバロック様式の家々が残されています。優しいパステルカラーの可愛らしい建物は世界でここだけしか見られない風景です。
こだわりのご当地グルメとレストラン ~ビール大国チェコ~
ピルスナービール発祥の地・ピルゼンで出来たてのビールを味わう
今や世界中で愛されるピルスナービールは、実はチェコ西部のピルゼンが発祥。せっかくチェコに行ったならば、本場ピルスナー・ウルケル醸造所にてビールとともにお食事をお楽しみください。
壮麗なアールヌーヴォー調の市民会館で優雅な昼食
建築博物館といわれるほどに美しく、特徴的な建物が多いプラハ。なかでも、旧市街広場にある市民会館は、壮麗なアールヌーヴォー調の建築が美しく、ユーラシア旅行社のプラハを訪問する一部ツアーでは、市民会館内のレストランで昼食をお召し上がりいただきます。後述のプラハの春の音楽祭の会場のスメタナホールも有する由緒ある建築物です。
ユーラシア旅行社のチェコツアーで歴史を物語るお祭を楽しむ
カトリックのイベントと、歴史的な出来事が元になったチェコならではのお祭りなど、ユーラシア旅行社のチェコツアーでは伝統のお祭りにもご案内いたします。
王様の騎馬行進/ブルチノフ村
王様の騎馬行進/ブルチノフ村
ユネスコの無形文化財にも指定されているブルチノフ村の王様の騎馬行進。敵軍の捜索から逃れるため、王様が女装し、ベールで顔を隠した故事にちなみ、10~12歳の少年が、口に白いバラを咥え、女装して馬に乗り村中をパレードします。
五弁の薔薇祭/チェスキー・クルムロフ
薔薇を紋章とする、チェスキー・クルムロフのかつての領主ロジェンベルグ家の時代を現代に蘇らせる薔薇祭。往時のルネサンス風の衣装を纏った人々の行進に束の間の時間旅行をお楽しみ下さい。
ユーラシア旅行社のチェコツアーで季節限定イベントを楽しむ
プラハの春音楽祭とは
民族意識の高揚を背景に活躍した、チェコが生んだ偉大な作曲家スメタナ。プラハの春音楽祭は、1946年のスメタナの命日の前夜5月11日、チェコフィルの創立50周年記念公演として同じチェコ出身であるドボルザークの交響曲が演奏されたのがその幕開けでした。以来、市民会館にて、オープニングコンサートにスメタナの「我が祖国」が演奏されるのが慣例となっています。チケットは予め確保しているから安心。年々人気が高まり、入手困難になりつつあるオープニングコンサートのチケットも、音楽祭にあたるツアーでは予め確保しております。旅行は決めたもののチケットが入手できないという心配はありません。例年5月出発の音楽祭ツアーでは、演奏会のチケット代がオプショナルではなく、ツアーの旅行日程・旅行代金に含まれています。添乗員がご案内致します。詳細についてはお問い合わせください。
プラハ・クリスマスマーケット
12月に入ると、プラハ旧市街の市庁舎広場ではあちこちにクリスマスツリーが煌き、可愛らしいクリスマス飾りの屋台で賑わいます。
*ご旅行金額につきまして*
添乗員付きツアーの旅行代金は全て総額表示です。
空港税・宿泊税や燃油サーチャージは追加徴収いたしません。
出発前の大幅な追加請求や空港税・宿泊税の支払いのために旅行中に手元の残金を気にかける必要がありません。
また、「リピーター割引制度」も実施中です。ユーラシアの旅についてはこちらをご覧ください。
営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)