エキゾチズムをくすぐるアフリカの国モロッコは大陸の中でヨーロッパに最も近い国。イスラム特有の喧騒感とおしゃれなフランスの雰囲気の両方を合わせ持っています。
北は大西洋、南はサハラ砂漠、そして4,000メートル級の雪山など多彩な自然にも恵まれたモロッコ王国の魅力をご紹介します!添乗員付きツアーでも個人旅行でもおすすめする国です!
モロッコとは
モロッコ基本情報
【正式名称】モロッコ王国
【面積】44.6万平方キロメートル(日本の約1.2倍,西サハラ除く)
【人口】3,603万人(2018年 世銀)
【首都】ラバト(Rabat)
【民族】アラブ人(65%),ベルベル人(30%)
【言語】アラビア語(公用語),ベルベル語(公用語),フランス語
【宗教】イスラム教(国教)スンニ派がほとんど
【時差】日本よりマイナス8時間(サマータイム時マイナス9時間)
モロッコに行ったら絶対に行きたい【1】 青い宝石箱、シャウエン
モロッコ北部のリーフ山脈の懐深く、標高約600mの山麓に挟まれるように佇む人口約4万人の小さな町がシャウエンです。現王朝のアラウィー朝を創建したムーレイ・ラシッドにより1471年に建設され、その後、1492年以降、レコンキスタによりイベリア半島から逃れてきたユダヤ教徒やイスラム教徒の移住で人口が増え、発展してきました。
“青い宝石箱”とも呼ばれる通り、家の壁や路地が美しい青色で彩られたシャウエンの旧市街は、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような幻想的な空間です。
1930年頃、ユダヤ教徒が神聖な色として街を青く塗ったのが起源と言われ、多くのユダヤ教徒がイスラエルに去った後もこの風習が今日まで続いています。
ツアーではシャウエンに宿泊し、青い旧市街の夜と朝の静かな町散策をお楽しみ頂けます。
絶景、青の街シャウエンに関する記事はこちら
モロッコに行ったら絶対に行きたい【2】 砂の海、サハラ砂漠とカスバ街道
サハラ砂漠の日の出
アイト・ベン・ハッドゥ
アラビア語で不毛の地を意味する言葉「サハラ」。
一面に広がる砂丘、幾重にも連なる風紋。夜には地平線まで広がる満天の星空を眺め、朝には大砂原の向こうから昇る朝日の神々しさに胸を打たれます。人をよせつけない厳しさを持ちながら、多くの旅人を魅きつけるこの地の魅力は、その自然の美しさにあるのでしょう。
ツアーでは、サハラ砂漠の村メルズーガにある設備の整ったオーベルジュに宿泊し、サハラ砂漠に昇る壮大な日の出を観賞します。
また、アトラス山脈とサハラ砂漠に挟まれたオアシス地帯に点在するカスバ見学にもご案内します。
モロッコに行ったら絶対に行きたい【3】 イスラムの喧騒、世界遺産マラケシュ
ジャマ・エル・フナ広場
スーク(商店街)
アトラス山脈の麓に広がるオアシスに築かれた街マラケシュ。この街のシンボルはナツメヤシの木。街中にナツメヤシの木が生えており、今もオアシス都市の面影を残しています。 ベルベル人の言葉で「神の国」を意味するこの街の名が「モロッコ」の由来であると言われているように、まさに国の歴史と共に歩み続けてきた街。 世界遺産マラケシュ旧市街のあらゆる地域から人や物が集う広場や、歴代王朝の美しい建物は訪れる人々の目を楽しませてくれます。
街の中心ジャマ・エル・フナ広場では、隙間なく立ち並んだ屋台の熱気がたち込め、大道芸人たちが日頃の修練の成果を披露し、蛇使いや猿使いに人々の目は釘付けになります。
ツアーでは、ジャマ・エル・フナ広場が盛り上がりをみせる夕刻から夜に訪問しますので、モロッコの異国情緒を存分にお楽しみ頂けます。
特集記事「エキゾチックな 魅惑溢れる” 神の国 ” マラケシュ(モロッコ)」はこちら
特集記事「空間が世界遺産認定!マラケシュのジャマ・エル・フナ広場(モロッコ)」はこちら
モロッコに行ったら必ず行きたい【4】 混沌と喧騒の迷宮都市、フェズ
フェズのパノラマ
染色の場タンネリー
フェズ旧市街(メディナ)は世界一複雑な迷路の町といわれています。昼でも暗いトンネル状の通り、無数の坂や階段が行き交い、車はとても入ることができません。クネクネと曲がった細い道には、伝統衣装に身を包んだ人々と荷を運ぶロバたちで足の踏み場もないほどです。驚くほどの雑踏と騒音、人や動物、香辛料の匂い。方向感覚を失い、メディナの奥深くに入り込むと次第にタイムスリップしたのかと錯覚を起こします。千年以上の間、廃墟になることなく続いてきた街並みと喧騒の空間はずっと変わりません。
ツアーでは、2グループに分かれ(1グループ10名以下)、それぞれガイド付きで半日散策にご案内しますので、迷子になる心配はなく迷宮と謳われる街をお楽しみ頂けます。
モロッコに行ったら必ず行きたい【5】 アーモンドの花名所、カスバ街道
7世紀にアラブ人がモロッコの北部を征服すると、先住民ベルベル人はその支配を逃れてアトラス山脈を越え、オアシスにカスバ(城砦)を築いて移り住みました。アトラスの南には、ナツメヤシに囲まれたカスバの村々が多く残っています。
このワルザザートからエルラシディアまでの東西を結ぶ道は「カスバ街道」と呼ばれ、例年1月下旬~2月中旬にかけては、アーモンドの花の名所としても知られています。
(※開花時期は気象条件により、多少前後します。)
特集記事「世界遺産アイト・ベン・ハッドゥとカスバ街道」はこちら
モロッコに行ったら必ず行きたい【6】 映画の世界の港町、カサブランカ
ハッサン二世モスク
リックスカフェ
カサブランカは言わずと知れた、モロッコ最大の都市です。商業・金融の中心地で、アフリカ有数の港を持つ、経済を支える重要な港湾都市です。
ツアーでは、映画「カサブランカ」の舞台を再現したレストラン、「リックス・カフェ」でご夕食。第二次世界大戦時のフランス植民地文化に触れたい方には興味深いかもしれません。
モロッコに行ったら必ず泊まりたい、こだわりのホテル
モロッコには、その土地その土地に合った住宅があるように、ホテルも各地で様々な魅力に溢れています。
ツアーでは、5つ星のホテルだけでなく、オーベルジュにもご案内。海から砂漠、そして雪山まで多彩な自然の魅力に溢れたモロッコの自然を感じ、旅の疲れを癒して下さい。
リアド(利用一例)
砂漠のオーベルジュ(利用一例)
*ご旅行金額につきまして*
添乗員付きツアーの旅行代金は全て総額表示です。
空港税・宿泊税や燃油サーチャージは追加徴収いたしません。
出発前の大幅な追加請求や空港税・宿泊税の支払いのために旅行中に手元の残金を気にかける必要がありません。
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