2000年以上も前から独自の文化を育んできたイランの古代遺跡の素晴らしさ。ペルシャ歴代の王の贅を尽くした宮殿や、モスクの美しさ。ブルーや薔薇色を基調とした繊細で鮮やかな色使い、大小のタイルやガラス等を用いた複雑な立体。こうした意匠が隅々にまで行き届き、創り上げられた完璧な空間は、イラン観光の大きな魅力です。
イランとは
イラン基本情報
【正式名称】イラン・イスラム共和国
【面積】1,648,195平方キロメートル(日本の約4.4倍)
【人口】8,000万人(2016年,世界人口白書2016)
【首都】テヘラン(Tehran)
【民族】ペルシャ人(他にアゼリ系トルコ人,クルド人,アラブ人等)
【言語】ペルシャ語,トルコ語,クルド語等
【宗教】イスラム教(主にシーア派),他にキリスト教,ユダヤ教,ゾロアスター教等
【時差】日本よりマイナス5時間30分(サマータイム時マイナス4時間30分)
世界の半分といわれたイスファハン
昼間のイマーム広場
ライトアップされたイマーム広場
16世紀、イスファハンを都に定めたサファビー朝は壮麗な芸術文化を築き上げました。 イスラムの教えを遵守したモスク建築やタイル装飾は、華やかで清涼感溢れるペルシア様式へと昇華し、その素晴らしさは「世界の半分」と称されました。 イマームの広場の南端に位置するイマーム・モスクはアッバース1世の命により1612年に着工、1630年に完成しました。“イマーム”とは「イスラム教の指導者」を意味しており、そのモスクは、国教であるイスラム教シーア派の正当性と王の威光を内外に誇示するものでなければなりませんでした。 イマームモスクの精緻なタイル装飾は圧巻!ツアーでは夜のライトアップにもご案内します。
古代より文明の栄えたシラーズ
ナシル・アル・モルク・モスク
多くの詩人を輩出したシラーズの街は、ピンク色のタイルを多用した別名「ローズモスク」といわれるナシル・アル・モルク・モスクや、世界遺産にも登録されているペルシャ式庭園が見どころです。春には街のあちこちに咲く花々が目を楽しませてくれます。
アケメネス朝ペルシャの栄光ペルセポリス
ペルセポリスの万国門
ペルセポリスは、アケメネス朝ペルシャ帝国の5つの都のうちの1つで、紀元前522年にダレイオス1世の命により着工し、 完成したのは、約60年後の孫アルタクセルクセス1世の代でした。直系の王ではないダレイオス1世は、正統であることを周囲に認めさせるために帝国の地盤固めに全力を尽くし、「王の目」という巡察官を派遣したり、「王の道」を建設し、史上初の「世界帝国」を実現させました。
ペルセポリス遺跡
イラン最大の見所の1つで、ユネスコ世界遺産にも登録されているペルセポリス。ヨルダンの「ペトラ」、シリアの「パルミラ」とともに「中東の3P」と称され、その中でも唯一ローマ都市ではない遺跡です。巨大なペルシャ帝国の都とはいえ、その大きさは、実際に訪れて歩いてみてこそ実感できます。
知られざるイラン北西部も観光
キャンドバン村
ビストゥーンの彫刻
世界遺産の多く集まるイラン北西部。かつて「王の道」のあった所で、アケメネス朝時代には王国発展に大きく貢献しました。世界最大の湖カスピ海まで足を延ばすコースなど、知られざるイラン北西部への旅を取りそろえています。
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営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)