南米大陸の北西端、カリブ海と太平洋の境界線に位置するコロンビア。アンデスの美しい山並みやカリブ海の澄んだ海、スペイン植民地時代のコロニアル調の街並み、黄金郷伝説を生んだインディヘナの文明等、多彩な魅力溢れる国です。見所盛り沢山!知られざるコロンビアの絶景を探訪してみませんか。

コロンビアとは

コロンビア基本情報

【正式名称】コロンビア共和国
【面積】1,139,000平方キロメートル(日本の約3倍)
【人口】4,965万人(2018年世銀)
【首都】ボゴタ(Bogota)
【民族】混血75%,ヨーロッパ系20%,アフリカ系4%,先住民1%
【言語】スペイン語
【宗教】カトリック
【時差】日本よりマイナス14時間

ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔のタワー)へ

巨岩、悪魔のタワー

ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔のタワー)

悪魔のタワー頂上からの眺め

悪魔のタワー頂上からの眺め

山に囲まれた盆地の街、グアタペの近郊に〝悪魔のタワー″とも呼ばれる高さ220mもある巨大な一枚岩ピエドラ・デル・ペニョールが、圧倒的な存在感を持って立ちはだかっています。石英、長石、雲母などで構成されているこの巨岩は、約7000万年前に形成されたと言われていますが、隕石によって出来たという説もあるそうです。ロッククライマーの登山ルートも20か所以上ありますが、観光客は靴紐のように張り巡らされた約740段の階段で頂上へ。頂上からは、約25年前に造られたグアタペ湖と緑の大地の織りなす絶景が360度広がっています。

おとぎの街、グアタペを散策!

グアタペの街並み

グアタペの街並み

グアタペの大聖堂

グアタペの教会広場

東アンティオキア州、メデジンの郊外に位置する街グアタペ。ピンク、緑、黄色、青・・・カラフルで可愛い街並みは、まさにメルヘンの世界です。道を歩いていると、家の外壁に色々な絵が描かれていることに気づきます。その家の人の職業やお店で売っている商品が描かれているとか。ツアーではグアタペの可愛い街並みも散策します。

神秘的なシパキラの岩塩洞窟教会へ

シパキラの岩窟教会

シパキラの岩窟教会

首都ボゴタから北へ約48kmのシパキラの街。ここは古くから岩塩鉱山として繁栄してきました。地下に張り巡らされた坑道は総延長約400km、地下4階の規模を誇ります。1954年、その坑道内に面積5,500㎡、天井の高さ18m、収容人員8,400人という巨大な岩塩教会が、造られました。その後、一時閉鎖されたものの、1995年、その約60m下に現在の大聖堂が完成しました。大聖堂の壁も天井もこの十字架も全て塩で出来ているというから驚きです。坑道内には、エルサレムのヴィア・ドロローサ(苦難の道)を模した14の塩のモニュメントも設けられています。

黄金郷伝説が残るグアタヴィータ湖

グアタヴィータ湖

シパキラの街近郊にあるグアタヴィータ湖。16世紀、先住民ムイスカ族の首長が、全身に金粉を塗り、黄金製品を積んだ筏に乗って湖の中心に行き、金銀財宝を筏ごと沈めると共に自身も入水し、身体の金粉を洗い流して繁栄を祈る「黄金の儀式」が行われていたというエル・ドラド(黄金郷)伝説の残る湖です。当時の様子は、ボゴタの黄金博物館に展示されている「黄金の筏」に残されています。

世界遺産の港街カルタヘナ

カルタヘナ旧市街の街並み

カルタヘナ旧市街の街並み

カリブ海に面したカルタヘナは、1533年、スペイン人のペドロ・デ・エレディアにより建設され、先住民から奪い取った金、銀、エメラルドを始め、カカオ、タバコ、香辛料等を本国に送る為の港町として、「インディアスの真珠」と讃えられたほど繁栄しました。富を独占した貿易商人達は、豪華な屋敷を競って建て、スペインの街並みを再現したのです。やがて、それらの富を狙って、海賊や英仏の襲撃を受けるようになります。それを防ぐ為に堅牢な城壁と要塞が築かれていったのですが、その労働を実際に担ったのは、西アフリカから連れてこられた黒人奴隷達でした。これらのスペイン植民地時代の街並みが素晴らしい保存状態で残っている事から「カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群」として、1985年、世界遺産に登録されました。

ボゴタの中心、ボリーバル広場を訪ねる

ボゴタの大聖堂広場

ボゴタの中心、ボリーバル広場

標高2640mに位置し、人口約770万人を擁するコロンビアの首都、ボゴタ。1538年、スペイン人のヒメネス・デ・ケサダが黄金郷伝説を生み出した先住民チブチャ族の都を征服し、建設しました。ボゴタの中心が、旧市街のカンデラリア地区にあるボリーバル広場です。「解放者」と讃えられる南米独立の父、シモン・ボリーバルの像が中央に建っています。広場を囲んで、国会議事堂、カテドラルなど重要な建築物が建ち並びます。

エルドラード伝説の残照、ボゴタの黄金博物館

ムイジカ人の黄金の筏(ボゴタ黄金博物館所蔵)

ムイジカ人の黄金の筏(ボゴタ黄金博物館所蔵)

約3万点ものプレ・コロンビア時代の黄金の遺物が展示されており、人物や動物等をモチーフとした繊細な細工に目を見張ります。更にプラチナ、銅、石などの展示物を合わせると全部で5万点を超し、音楽や映像を使用した展示方法により、効果的に演出されています。

コロンビア第二の都市メデジン(メデリン)

メデジンのボテロ公園

コロンビア第2の都市メデジン(メデリン)。アンティオキア県の県都で約250万人の人口を誇ります。標高約1500mの盆地にあり、気候は年中、安定しています。この街は、最もコロンビア人らしい芸術家と呼ばれるフェルナンド・ボテロの出身地としても有名です。街の中心、ボテロ広場には、ボテロの作品の特徴でもある少しぽっちゃりした人のユーモラスな銅像の数々が並んでいます。

コロンビア名物料理もご堪能下さい

アヒアコ

アヒアコ

シーフード(イメージ)

シーフード(イメージ)

アヒアコはコロンビアを代表する郷土料理です。日本でいうとクリームシチューのような味で鶏肉をジャガイモやトウモロコシ等と一緒に煮込んだ料理です。とても素朴なその味は、コロンビア人のおふくろの味だとか。また、カリブ海に面した港町、カルタヘナでは、近海で採れる魚介類を使ったシーフード料理をお楽しみ下さい。

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