古き良き伝統を守り、篤く仏教を信仰する人々に出会える幸せの国ブータンの魅力をご紹介します。

ブータンとは

ブータン基本情報

【正式名称】ブータン王国
【面積】約38,394平方キロメートル(九州とほぼ同じ)
【人口】約75.4万人(2018年:世銀資料)
【首都】ティンプー(Thimphu)
【民族】チベット系,東ブータン先住民,ネパール系等
【言語】ゾンカ語(公用語)等
【宗教】チベット系仏教,ヒンドゥー教等
【時差】日本よりマイナス3時間

天空の聖地タクツァン僧院

タクツァン僧院内も見学!

タクツァン僧院
タクツァン僧院

タクツァン僧院は、ブータン人が一度は訪れたいと願うブータン随一の聖地。タクツァンとは「虎のねぐら」という意味で、断崖絶壁に張り付くようなその姿は、まさに“天空の聖地”。ブータンにチベット密教を広めたパドマサンバヴァが虎の背中に乗ってやってきて、この地で瞑想したという伝説に由来しています。 ユーラシア旅行社のブータンツアーでは、特別許可を取得して僧院内へもご案内します(※予告なく宗教行事が入り、入場できなくなる可能性もございます。)

タクツァン僧院までの道のり

1.スタート地点から第1展望台まで
【標高約2,500m→約2,800m、約1時間】
緩やかな坂を各自のペースでゆっくり登ります。第1展望台が近づくと突然視界が開け、谷間の向こうにタクツァン僧院の眺望が飛び込んできます。
 ※お疲れの方は、この第1展望台のレストランにてお待ちいただくこともできます。

タクツァン僧院への道(第1~2展望台間)
第1展望台~第2展望台

2.第1展望台から第2展望台まで
【標高約2,800m→約2,980m、約30分】 
いよいよ道幅は狭くなり勾配も急になりますが、第2展望台に到着すると、正面にタクツァン僧院!素晴らしい眺望に感動すること間違いなし!

タクツァン僧院への道(僧院~2展望台間)
第2展望台~タクツァン僧院

3.第2展望台からタクツァン僧院まで
【標高約2,980m→約2,930m、約30分】
ついに最後の難関。第2展望台からは階段が続きます。絶壁沿いの階段を一度下り、僧院手前で再び上りになります。

4.ついに、タクツァン僧院に到着!
【標高約2,930m】
特別許可を得て、タクツァン僧院の内部にご案内します。聖域の清らかな空間が心地よく、息を切らしてここまで登ってきた疲れも吹き飛びます。 観光後は、第1展望台へ戻り、僧院の遠望をお楽しみ頂けるレストランにて昼食をお召し上がりいただきます。

聖俗両方の中心「ゾン」

パロ・ゾン
パロ・ゾン

ブータン各地に聳える「ゾン」。ここは地方行政を担う県庁でもあり、僧侶たちが修行生活を送る僧院でもあります。この聖俗両方の特徴をあわせ持ったゾンは、ブータン人の心の拠り所。それは、ゾンの中を少し歩けばすぐわかるでしょう。ゾンの内部は華麗な曼荼羅や仏画で覆われ、チベット仏教の説話に溢れています。窓枠や欄干には精緻な装飾彫刻が施され、美しさに思わずため息が漏れます。ゾンはブータンの人々の「知」と「美」、「信仰」と「魂」を注いだ”聖なる場”なのです。

六道輪廻図
六道輪廻図

ブータンから望む神々が住まうヒマラヤの山々

ドチュラ峠(3月撮影)
ドチュラ峠(3月撮影)

ヒマラヤの懐に隠された桃源郷ブータン。この国の峠に至れば神の住むブータン・ヒマラヤの白き峰々がその威容を現します。パロから細い山道を抜け、東へ。ドチュラ峠から望むのは、ブータン最高峰ガンガ・プンスム(7,570m)、”女神”チョモラリ(7,314m)など・・・聖山の白き連なりを背景にダルシン(経文旗)がはためき、祈りをヒマラヤの風に乗せます。その絶景は旅人の心を惹きつけてやみません。

さらに奥地へ、ブータンの田舎・ブムタン地方へ

ジャカールゾン
ジャカールゾン
ヤク
ヤク(イメージ)

観光客が増えはじめた首都ティンプーなどに比べ、峠をいくつも越えて、さらに東へ向かったブムタン地方はブータンの中でも秘境中の秘境。ソバや麦の畑作や、ヤクや牛の放牧を中心とした、昔ながらの伝統的な生活がそこにあります。さらに、かつてはヒマラヤを越えて中国とインドを結んだブムタン地方には、古刹・名刹も数多く残っています。

信仰のエネルギーに包まれた伝統のツェチュ祭

プナカ・ツェチュ(仮面舞踏)
プナカ・ツェチュ
ティンプー・ツェチュ
ティンプー・ツェチュ

ブータン仏教を最も特徴づけるツェチュ祭。この祭りは四季を通じて、各地で行われます。ブータンの人々はハレの日の艶やかな民族衣装に身を包み、家族総出で祭りが行われるゾンに集まります。僧侶たちは色鮮やかな仮面と衣装を身にまとい、仏教説話を劇化した仮面舞踊(チャム)を熱演します。衣装の強烈な色彩、迫力溢れる仮面、打ち鳴らされる太鼓(ンガ)・・・幻想的なこの仮面舞踊は、祭りの日に奉納される伝統の舞。見るだけで功徳を積むことができると信じられています。

ブータンの国技、弓道を体験!

弓矢競技(イメージ)
弓矢競技(イメージ)

ブータンの国技は「弓」。ブータンの男子たるもの、幼い頃から弓を引いて腕を競います。ユーラシア旅行社のブータンツアーでは現地のブータン人に習いながら、弓道体験をする機会を設けているコースもございます。

ブータンの誇り、美しい民族衣装

民族衣装(ハレの装束)
民族衣装(ハレの装束)
民族衣装(制服)
民族衣装(制服)

民族の誇りとしてブータン人が愛する民族衣装。男性の衣装は「ゴ」、女性の衣装は「キラ」と呼ばれ、今でも日常生活で着用され、学生の制服も「ゴ」「キラ」です。日本の着物と同じく上手に着こなすのが粋だといわれています。

ブータン農業の父、西岡京治氏

西岡チョルテン

ブータンにおいて、最も名誉ある称号 ダショー(最も優れた人という意味)を国王から授与された西岡京治(にしおかけいじ)氏。28年もの間、ブータンの農業発展に尽力し、ブータンの農業の父 として今なお愛される日本人です。彼の功績を称え、パロに建設されたチョルテンや2014年にオープンした記念館もツアーでは訪れます。日本とブータンとの深い関係を感じられることでしょう。

世界一の激辛?!ブータンの郷土料理を味わう

ブータン料理(イメージ)
モモ
ブータン料理に欠かせないトウガラシ

トウガラシをふんだんに使った世界一辛いといわれるブータン料理。ご安心ください、観光客向けには辛さ控えめになっております。エマダツィ(チーズとトウガラシの煮込み)やパクシャパ(大根と豚肉の煮込み)などのブータン料理をお楽しみください。

厳選のホテルに滞在

観光地化が進み、年々増えていくブータン各地の宿泊施設。ユーラシアの旅では、現地視察やお客様の評価が高いホテルを厳選して手配いたしました。スタッフの心温まるおもてなしや、ブータンらしさを感じていただければと思います。

季節で感じるブータンの魅力

林檎の花(4月頃)
林檎の花(5月撮影)
シャクナゲ(4~5月初旬)
シャクナゲ(4~5月初旬撮影)
ジャカランダ(プナカゾン・5月)
ジャカランダ(プナカゾン・5月撮影)

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